方針
最大値 が になるには,番号 の札を必ず取り,残り2枚を から選べばよい。したがって である。期待値は を計算する。和の中の は に直せるので,組合せの和 を使って整理する。
解答
最大値 が になる場合を数える。 となるためには,番号 の札を取り,残り2枚は の中から選ばれなければならない。したがって は を満たし, である。
よって期待値はである。
ここでである。したがって である。
また,恒等式 が成り立つ。これは, から4個を選び,その最大値を としたとき,残り3個を から選ぶと考えれば分かる。
よって である。これを整理するとであるから, である。
総評
難度4,計算量3。想定時間は10分程度。最大値 となるには札 を必ず含み,残り2枚を から選ぶので,確率は となる。期待値の和では と変形し,最大要素で分類した恒等式を使う。採点では と全事象数を明記したい。別解として から尾和公式で求める方法もあるが,本解法の方が短い。小さい例 で答えが3になることを検算できる。