方針
(1) , (2) は長さと内積から求める。(3) は と置き、長さ1、 との角、 との角を内積の式に直す。2本の一次式から を で表し、長さ条件に代入して2つの解を得る。
解答
(1) であり、 である。
(2) である。したがって、なす角を とするとである。 より である。
(3) とおく。長さが であるから である。
また と とのなす角が なのでである。よって を得る。
さらに と とのなす角が なのでである。よって である。
まず から である。これを に代入すると となり、 である。したがって長さ条件は となる。整理して を得る。よって である。
それぞれに対して , を用いると、またはである。
\newpage
別解
解法2(交線の中点と方向を使う)
方針
角条件を二つの平面 , に直す。
その交線上の点を、単位球の中心に最も近い点
と方向ベクトル で表す。
両者が直交するため、長さ1の条件は平方の和となり、二つの解を対称に得られる。
解答
(1) (2) だから より である。
(3) とする。二つの角条件はである。この二平面の交線上の一点としてを取る。交線の方向ベクトルはとできるのでと書ける。ここでよって はと同値であり、 である。したがってまたは
総評
空間ベクトルの角条件を内積へ直す問題。目安時間は25分。(3) の二条件は二平面を表し、その交線と単位球面の交点が答えになる。成分消去でも、交線上の中点と方向を使っても二つの解を漏れなく得られる。
\newpage