方針
2直線をそれぞれ媒介変数 で表し、3つの座標が一致する条件から を解く。平面は、交点を通り、2直線の方向ベクトルにともに垂直なベクトルを と置いて求める。
解答
(1)
直線 の共通値を とする。すると より である。
同様に、直線 の共通値を とすると である。
2直線が交わるとき、同じ点を表す が存在するので が成り立つ。第1式から 、第2式から である。よって すなわち であり、 である。
これを第3式に代入すると となる。整理して を得る。したがって であり、交点は である。
(2) のとき、 は が1増えると が だけ変化する。したがって方向ベクトルとして を取れる。また の方向ベクトルとして を取れる。
求める平面に垂直なベクトルを とすると である。2式を引くと であり、さらに である。したがって垂直なベクトルとして を取れる。
この平面は交点 を通るので である。よって求める平面の方程式は である。
方向ベクトルは固定され、 のとき2直線が同一平面内で交わる
別解
解法2
方針
2直線の方向ベクトルから、両方を含む平面の法線方向を先に決める。
各直線上の基準点の差がその平面内にある条件から を決定する。
その後、2直線の媒介変数を1座標だけで連結して交点を求める。
解答
(1)
2直線の方向ベクトルはそれぞれと取れる。両方に垂直なベクトル はを満たすので、 と取れる。
上で媒介変数を0とした点をとする。方向が平行でない2直線が交わるための条件は、両直線が
同一平面にあること、すなわちである。計算すると だから 。
このとき媒介変数を照合すれば交点はである。
(2)
法線は で、交点を通るから平面はすなわちである。
総評
空間直線を媒介変数でそろえて解く標準問題である。目安時間は18分。交点条件では の3未知数を同時に扱い、平面では2本の方向ベクトルにともに垂直なベクトルを丁寧に求める。 2つの解法を相互に照合し、境界値・必要十分性・符号・最終値を確認した。