方針
と置き、まず が偶数であることを確認する。(2)は とおき、 と を同時に使って候補を絞る。
解答
以下とおく。 が奇数なら は2より大きい偶数になるため素数ではない。したがって は偶数で、 である。特にである。
(1)
なら ならなので条件を満たす。一方 なら であり、条件を満たさない。よって(2)とおくと 、 であり、したがってとくに である。また より は相異なる素数なので、 の約数候補はである。 ならとなる。実際 である。また なら、必要条件 は を意味するがに反する。したがって なら だが、このとき である。一方、式から が必要なので不適である。
ならだから より 、さらによって
別解
解法2(因数の組を大小関係で分類する方法)
方針
と置くと かつ になる。 の因数の組を小さい順に並べ、 と で候補を直接除外する。
解答
とおく。素数条件から は偶数で である。
(1) は明らかである。まただから である。最大の素数 については なので不可である。ゆえに(2)とおくとさらに よりなので相異なる3素数の積 の因数の組を、小さい因数が先になるように並べるとである。 だから最初の組は除かれる。
最後の組では となるが、 ならが必要である。これは に反する。したがって なら で だから不適である。 なら正の平方根を取りしたがって
総評
難度6、計算量5。目安時間は20分。素数条件は単なる飾りではなく、右辺の約数を8個に限定するために使う。 と置くと第2因子が になり、 または という強い大小関係が得られる。「大きすぎる」とだけ書かず、 と を明示すると候補除外が完全になる。最後は から正の平方根だけを採る。