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岡山大学 2019年度
文理共通数学 第2問(別問題)

問題

を正の数とする.数列

により定める.以下の問いに答えよ.

(1) を用いて表せ.

(2) とする.がすべて自然数になるようなの値をすべて求めよ.

出典:岡山大学 2019年度 前期 文理共通 第2問

方針

解法1

最初の数項を漸化式から順に計算し, となる周期性を確認する。自然数条件は周期の中の から だけを調べればよい。

解法2

隣り合う2項への写像 を考え、5回作用させると元の組へ戻ることを直接示す。自然数条件はこの5周期のうち特に強い2項から候補を絞る。

解答

解法1

(1)

漸化式から

である。したがって

を得る。

(2)

とすると,(1)の計算より

であり, であるから,以後は周期的に繰り返す。よって から までがすべて自然数であることを調べればよい。

特に が自然数であるから, の正の約数であり, に限られる。実際, のとき

のとき

で,いずれもすべて自然数である。したがって求める値は

である。

解法2

(1)

隣り合う2項を

によって次の2項へ移すと考える。 から順に計算すると

したがって

さらに が成り立つ。

(2)

とすると、1周期は

である。すべて自然数なら 自身が自然数で、かつ も自然数である。よって

であり、候補は に限られる。

の周期は

の周期は

で、どちらも全項が自然数である。したがって

が求めるすべての値である。