重心と平面の係数和から H の内分比を出し、H が正三角形 ABC の中線の中点であることを読む。長さは空間内積ではなく、正三角形の高さで求める。
解答
(1)OD=21OA,OE=41OB,OF=41OC.G は △DEF の重心なのでOG=31(21OA+41OB+41OC)=61OA+121OB+121OC.(2) 直線 OG 上で平面 ABC に達するまで、各係数は同じ倍率で増える。平面 ABC 上では3係数の和が1だから、その倍率は(61+121+121)−1=3.したがってOH=21OA+41OB+41OC.辺 BC の中点を M とすればOM=21OB+21OC,よってOH=21OA+21OM.これは H が線分 AM の中点であることを表す。正三角形 ABC の一辺は1なのでAM=23.ゆえにAH=21AM=43.
総評
難度5,計算量5。想定時間は15分程度。位置ベクトルの係数和で平面 ABC との交点を決めるところが中心である。その後は内積計算だけでなく、H が正三角形の中線 AM の中点だと読むと長さが一気に求まる。空間図では D,E,F,G と、面 ABC 上の H を混同しないことが重要である。