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大阪大学 1989年度 後期日程 第2次学力試験理系(後期)数学 第3問

関数f(x)は区間[0,4]で定義され,
f(0)=1f(4)=31f(x)4を満たす連続関数で,
そのグラフは各区間[j,j+1] (j=0,1,2,3)において
傾きが1,0,1のいずれかである直線とする.
各区間[j,j+1]における直線の傾きをgjとする.

(1) g0+g1+g2+g3を求めよ.

(2) j=03jj+1{f(x)+gj}dx
値の最大および最小を求めよ.

難易度6/ 10計算量6/ 10目安20

積分場合の数 状態分類面積計算数え上げ

方針

各区間の傾き gj1,0,1 のいずれかで、端点条件から和は2になる。(2)の式は 04f(x)dx+gj である。途中の高さが1から4に収まる傾き列を列挙し、台形面積を比較する。

解答

(1)

各区間の長さは1なのでg0+g1+g2+g3=f(4)f(0)=2.(2)

求める量を T とするとT=04f(x)dx+2.条件を満たす傾き列は(0,0,1,1),(0,1,0,1),(1,1,1,1),(0,1,1,0),(1,0,0,1),(1,0,1,0),(1,1,1,1),(1,1,0,0),(1,1,1,1)である。

最小は (0,0,1,1) のときで、端点値が 1,1,1,2,3 だから 04f=6、よって T=8 である。最大は (1,1,1,1) のときで、端点値が 1,2,3,4,3 だから 04f=11、よって T=13 である。

したがって最小値 8,最大値 13.

総評

目安は20分。(1)の和2を(2)で定数として使うのが整理の要点である。傾きの総和だけでなく、途中で f<1f>4 にならない条件も必要。折れ線の積分は各区間の台形面積で計算し、最大・最小を実現する傾き列も併記する。

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出典: 大阪大学 1989年度 後期 理系 第3問(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。