−1<a<1 であり、関数 f(x)=(x2−1)(x−a)2 の零点は x=−1,a,1 である。ただし x=a は重解である。また −1<x<1 では x2−1<0 だから、面積を表すときの被積分関数は −f(x)=(1−x2)(x−a)2 である。
(1)
したがって S1(a)+S2(a)=∫−11(1−x2)(x−a)2dx である。被積分関数を展開すると (1−x2)(x−a)2=x2−x4−2ax+2ax3+a2−a2x2 である。このうち奇関数部分の積分は [−1,1] で消えるのでS1(a)+S2(a)=∫−11{x2−x4+a2(1−x2)}dx=(32−52)+a2(2−32)=154+34a2=154(5a2+1)である。
(2)
左右の差を調べる。計算しやすいようにS1(a)−S2(a)=∫−1a(1−x2)(x−a)2dx−∫a1(1−x2)(x−a)2dxとおく。各積分を実行すると S1(a)−S2(a)=−15a(a4−10a2−15) である。
ここで −1<a<1 では a4−10a2−15<0 である。したがって S1(a)−S2(a) の符号は a の符号と同じである。よって −1<a<0ならS1(a)<S2(a), a=0ならS1(a)=S2(a), 0<a<1ならS1(a)>S2(a) である。