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大阪大学 1988年度 後期日程 第2次学力試験文系(後期)数学 第4問

aは実数とし,S0Saをそれぞれ点(0,0,0)(a,0,0)を中心とする
半径1の球(内部を含む)とする.
S0Saの共通部分の体積V(a)aを用いて表し,そのグラフをかけ.

難易度6/ 10計算量5/ 10目安20

積分図形と方程式 場合分け、体積計算グラフの概形

方針

中心間距離を d=a と置き、共通部分を合同な二つの球冠に分けて断面積を積分する。

解答

中心間距離を d=a とする。d2 のとき2球の内部は重ならず、接する d=2 の場合も共通部分の体積は0なので V(a)=0 である。

0d2 とする。座標軸を2中心を結ぶ向きにとると、2球の表面が交わる円は中心間の中点の平面上にある。したがって共通部分は、高さh=1d2の合同な球冠2個からなる。

半径1、高さ h の球冠の体積を求める。球の中心を原点とし、x=1h から x=1 まで切ると、断面円の面積は π(1x2) だからW(h)=π1h1(1x2)dx=πh2(1h3).よってV(a)=2π(1d2)2{113(1d2)}=π12(4+d)(2d)2(0d2).d=a を戻すとV(a)={π12(4+a)(2a)2,a2,0,a2.である。グラフは y 軸対称で、V(0)=4π/3 を最大値とし、a=±2 で0になり、a2 では a 軸上に一致する。0<a<2 では a の増加とともに単調に減少する。

別解

解法2

方針

2中心を原点の両側へ移し、共通部分の断面円を中心面から直接積分する。得た偶関数の概形も確認する。

解答

d=a と置く。d2 なら共通部分の体積は0である。
0d2 では、2中心を (d/2,0,0),(d/2,0,0) に移してよい。
x0 における共通部分の断面は、左側の球で決まり、その面積はπ{1(x+d2)2}である。対称性よりV(a)=2π01d/2{1(x+d2)2}dx=2π[uu33]d/21=π12(4+d)(2d)2.したがってV(a)={π12(4+a)(2a)2,a2,0,a2.これは偶関数で、a=04π/3a=±2 で0となる。

総評

式は a ではなく中心間距離 a に依存するため、最初に偶関数であることを押さえる。重なりを合同な球冠2個と見ると、断面積の積分が一度で済む。a=0 で球1個の体積 4π/3a=2 で0となる端点確認が検算になる。目安時間は20分。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。

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出典: 大阪大学 1988年度 後期 数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。