方針
表の枚数を3で割った余り0,1,2の三状態に分類する。(2)は最後の一投で遷移を立てる。(3)は3投分をまとめ、表の枚数が0,1,2,3である確率を使う。3刻みの一次漸化式を固定点1/3からの差に直して解く。
解答
(1) (2) 余り1の確率は である。最後が裏または表の場合を分けると(3) 追加する3投で表が0または3回の確率は 、1回と2回の確率は各 である。したがって(4) 便宜上 とする。漸化式はとなる。初期値 から
別解
解法2
方針
(1) 〜(3) は余り3状態の遷移で求める。(4) は別確認として
1の3乗根 によるフィルターを使う。
なので、 は余弦を含む閉じた式になり、
を3で割った余りごとの公式が直ちに出る。
解答
(1) (2)
最後の一投で場合分けして(3)
追加3投の表の枚数を3で分類すると(4) とすると、3乗根フィルターより を代入して
総評
難度は10段階中6、計算量は5。目安時間は17分。解法1は本番答案として再現しやすい標準方針、解法2は構造を別方向から確認する方針である。
余り1の確率を と置けば2状態だけで閉じる。3乗根フィルターは最終公式の独立検算になる。
採点では、必要条件だけで止めず十分性・端点・小問番号を明示する。積分・総和・極限は独立行、分数は読みやすい表示寸法に統一し、問題固有の図は論理を補助する位置に置いた。