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上智大学 2014年度 学部学科試験経済学科数学 第3問

1から10までを1枚ずつ書いた10枚のカードを左から順に並べる。
この中から3枚を無作為に選び,どのカードも元の位置とは異なる位置へ置く。
2回目以降は最初の並びへ戻さず,直前の並びから同じ操作を繰り返す。
各操作では,選ばれた3枚を元の位置と異なる位置へ置く2通りを等確率とする。
n 回の操作後,一番左のカードが10である確率を Pn とする。

(1) P1 を求めよ。

(2) n 回後に一番左が10であり,次の操作後も一番左が10となる確率を
Pn を用いて表せ。

(3) n 回後に一番左が10でなく,次の操作後に一番左が10となる確率を
Pn を用いて表せ。

(4) Pn+1 を Pn で表せ。

(5) Pn を求めよ。

難易度6/ 10計算量5/ 10目安27分

確率、数列 状態分類、確率漸化式、数え上げ、特性方程式

方針

「一番左が10」「そうでない」の2状態に分ける。
選ぶ3位置に左端や10の位置が含まれる確率と,2つの置換のうち
左端へ10が来る割合を数え,1次漸化式を解く。

解答

(1) 左端と10の位置に加えてもう1位置を選ぶ方法が8通り,
各3位置で10が左端へ移る置き方が2通り中1通りなので,
P1=8/120⋅1/2=1/30。

(2) 左端の10を選ばない確率は
84/120=7/10。よって (7/10)Pn。

(3) 左端と10の現在位置を含む3位置を選び,
正しい置換を選ぶ確率は 1/30。よって (1−Pn)/30。

(4) 前2項を足してPn+1=23Pn+130。

(5) Pn+1−1/10=(2/3)(Pn−1/10) で,
P1−1/10=−1/15。したがってPn=−115(23)n−1+110=−110(23)n+110.

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出典: 上智大学 2014年度 経済学科数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。