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上智大学 2012年度 学部学科試験経済学科数学 第3問

3行3列のマスに上から順に1〜9と番号をつける。
Aは上段から出発して1段ずつ下へ,Bは下段から1段ずつ上へ2回動く。
出発点は各3マスから一様に選び,次の段では同じ列または隣の列の
行けるマスから一様に選ぶ。AとBの移動は独立である。

(1) Aの経路数,最小確率の経路数とその確率を求めよ。
(2) AとBがともに奇数番号のマスだけを通る確率を求めよ。
(3) AとBが中段で同じマスを通る確率を求めよ。

(4) (2n+1) 行 (2n+1) 列の場合,同じ規則で移動する。
AとBの通過マスを合わせると2本の対角線上の全マスになる確率を
1/(p23q) と表す。p,q を求めよ。

難易度6/ 10計算量5/ 10目安26分

確率、場合の数 状態分類、独立性の利用、数え上げ、対称性の利用

方針

各出発点から中段・下段への分岐数を掛けて経路を数える。
特定マスを通る確率は経路ごとの確率を足し,AとBの独立性を使う。
一般の場合は両端から対角線に沿う2種類の配置を対称性で数える。

解答

(1) 経路数は2⋅2+3⋅3+2⋅2=17。
最小確率は中央列から中央マスを経る3経路で,各 1/27。

(2) Aが奇数マスだけを通る確率は 2/9。
Bも同じで独立だから (2/9)2=4/81。

(3) 中段の4,5,6で一致する確率をそれぞれ足すと25/324+16/81+25/324=19/54。

(4) 両端の選び方と各途中段で対角方向を選び続ける確率を数えると1(2n+1)2 34n−2.したがって p=2n+1, q=4n−2。

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出典: 上智大学 2012年度 経済学科数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。