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東北大学 2013年度 後期日程 第2次学力試験文系(後期)数学 第4問

1辺の長さが1の正四面体OABCにおいて,
OA3:1に内分する点をD
OB2:1に内分する点をE
AC2:1に内分する点をFとする。
3点DEFが定める平面をαとし,
平面αと辺BCとの交点をGとする。

(1) OGOBOCを用いて表せ。

(2) EFGの面積を求めよ。

難易度6/ 10計算量6/ 10目安26

ベクトル図形と方程式 ベクトル成分計算内積の利用面積計算

方針

正四面体の3辺 OA,OB,OC を基底として、点 D,E,F,G の位置ベクトルを表す。G は辺 BC 上にあるので (1u)OB+uOC と置き、D,E,F,G が同一平面上にある条件を係数比較で求める。面積は EFEG の内積から、EF2EG2(EFEG)2 を使って計算する。

解答

(1) OA=a,OB=b,OC=cとおく。正四面体の1辺の長さは 1 なのでa=b=c=1,ab=bc=ca=12である。

点の位置ベクトルはOD=34a,OE=23b,OF=13a+23cである。また G は辺 BC 上にあるので OG=(1u)b+uc とおける。 D,E,F,G が同一平面上にあるから、DGDEDF の一次結合で表せる。すなわち DG=λDE+μDF とおく。各ベクトルを a,b,c で表すとDG=34a+(1u)b+uc,DE=34a+23b,DF=512a+23cである。係数を比較すると1u=23λ,u=23μ,34=34λ512μである。これを解くと u=34 である。したがってOG=14OB+34OCである。

(2) EF=OFOE=13a23b+23cであり、EG=OGOE=512b+34cである。内積関係を用いるとEF2=59,EG2=61144,EFEG=49である。

よって三角形の面積の2乗は[EFG]2=14(EF2EG2(EFEG)2)である。代入して[EFG]2=14(59611441681)=495184となる。したがって [EFG]=772 である。

青色の四角形 DEGF が平面 α の正四面体内の断面である。点 G が辺 BC3:1 に内分することが、(1) の係数 14,34 に対応する。

総評

難度6、目安時間26分。点 G を辺 BC 上の1変数で置き、同一平面条件を係数比較に落とすのが中心である。面積計算では EG2=61/144 を含め、正四面体の内積がすべて 1/2 になることを使うため、交差項の符号を丁寧に扱う必要がある。典型ミスは、内分比から D,E,F の係数を逆にすること、また面積公式の最後の 1/4 を忘れることである。

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出典: 東北大学 2013年度 後期 数学。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。