方針
とおくと,等式ではが決まり,の個数は通りである。したがっての範囲をとして和を取る。(3)は(2)で得た等式の場合の個数をからまで足し上げ,の偶奇で整理する。別解として,不等式に余りの変数を入れてを直接数える方法もある。
解答
(1) とおくと,等式は となる。が決まればであり,は の通りである。 のときはであるから 通りである。のときもであるから 通りである。
(2) とおくと,は を動く。したがって総数は である。すなわち,またはのとき,いずれも 通りである。
(3)
(2)の結果を,右辺がの場合について足し上げる。 のとき,右辺の場合との場合の個数は同じ である。よって総数はである。ここで を用いると,総数は である。 のときは,,,,の各組で個数が等しいので である。
別解
解法2
方針
不等式には余りを表す変数を加え,等式として直接数える。を固定すれば,との個数の積になる。
解答
(1) , (2) とするとであり,は通りである。よってとして特にではともになので6通りである。
(3) 余りを導入するとを固定すると,は通り,は通りである。したがって総数はならなら
総評
難度4,計算量5。目安時間は20分。とが同じ係数で現れるので,とまとめるのが最短である。(2)は床関数で一度まとめ,最後に偶奇で表すと見通しがよい。(3)では等式の場合を単純に足せばよいが,偶数番目と奇数番目が同数になる構造を使うと計算が軽くなる。直接数える別解も有効で,余り変数を入れる発想は不等式の数え上げでよく使える。