方針
平面内の2ベクトル の両方に垂直なベクトルを連立方程式で求める。平面の方程式を作り、4平面への距離がすべて半径 に等しい条件を符号別に解く。
解答
(1) が両方に垂直である条件はこれを解くと は の実数倍である。 だから、求める単位ベクトルは(2) 法線ベクトル を用いると、平面 はである。球が3つの座標平面すべてに接する条件は より であり、 または である。
さらに平面 までの距離が だから のときであり、 または を得る。 のときより である。したがって求める組は
別解
解法2(平面の一般形へ3点を代入する方法)
方針
平面を と置き、3点の代入から係数比と定数を決める。(2) は座標平面との接触から中心を8象限の符号で表し、指定された符号条件で2場合に絞る。
解答
(1) 平面を とおく。3点を代入すると辺々の差からとなり、 を得る。したがって単位法線ベクトルは(2) 係数を と取れば、 の代入から である。座標平面への距離がすべて で、 だから前者では平面までの距離条件がとなる。絶対値の中が非負なら 、負なら で、どちらも仮定した符号と整合する。後者ではより である。よって
総評
難度5、計算量5。想定時間は18分程度。法線ベクトルを求めた後、点と平面の距離公式と座標平面への距離を同時に使う問題である。 の符号指定により中心は の2場合へ絞れる。絶対値方程式では各枝の符号条件を戻って確認する。平面内ベクトルとの内積法と平面の一般形への代入法で法線・平面方程式・3組の答えを照合した。