方針
最大公約数を求めた後,方程式の両辺をその値で割る。
整数解を一組見つけるには,互除法の式を最後から戻せばよい。
整数解の全体を一つの整数で表す
の一つの解はである。
すべての解を,と表すと,
絶対値の条件はとなる。
特殊解を見つけるだけでは総数を求められない。
任意の整数解がこの形になり,逆にこの形の組が必ず方程式を満たすことを確かめる。
最後に数えるのは実数の区間の長さでなく,その区間に入る整数の個数である。
解答
(1) ユークリッドの互除法よりしたがって,d=199である。
(2) 方程式を199で割ると,,,よりよっては整数解である。
任意の整数解との差を取るととは互いに素なので,は89の倍数である。したがってと書ける。ただしは整数である。逆に,これらはすべて方程式を満たす。
この表示を使うとであり,はと同値である。整数の範囲はとなる。
異なるには異なる組が対応するから,求める総数は
別解
別解・背景
方針
絶対値の中の整数を先に数える。
解答
を方程式に代入するとが整数となる条件はである。
,より逆にこの条件を満たす整数からを作れば,整数解が一つ定まる。
に入る値はで,総数はとなる。
絶対値の中の式を新しい整数にすると,条件付きの整数解を等差数列として数えられる。
総評
特殊解とすべての解を区別し、整数パラメータを端点まで数える。