方針
最初の扇形が黒に固定されているので,単純に各段階で4通りずつ選んでも,最後の扇形と最初の扇形の条件が残る。
まず円盤を一か所で切った並びとして考え,最後が黒か黒以外かに分ける。
最後の色を二つの場合に分ける
隣り合う色だけを異ならせた並びは通り。
そのうち最後が黒以外なら,円盤の塗り分けも完成している。
最後が黒の並びの数をとおくと,である。
黒以外で終わる並びにもう一つ扇形を足し,最後を黒以外にする方法は3通り。
黒で終わる並びでは4通りになる。この違いから漸化式ができる。
円盤の位置は区別されているので,回転した塗り方を同じものとして割る必要はない。
解答
(1) は黒である。ではに黒以外の4色を使えるので。
ではが4通り,がと異なる3通りなのでである。
一般に,を黒とし,順に隣り合う色を異ならせた並びは通りある。
最後が黒以外の並びは通りであり,最後が黒の並びは通りである。黒以外で終わる並びからは3通り,黒で終わる並びからは4通りの方法で,最後を黒以外にして扇形を一つ加えられる。
したがってに対してこれより,。
よって(2) (1)からなので,等比数列の一般項よりしたがって
別解
別解・背景
方針
最後の色が黒である並びを除く。
解答
とする。最初を黒に固定した,隣り合う色が異なる並びは通りある。
このうちも黒である並びを除けばよい。
が黒であるとき,を取り除いたは円盤の正しい塗り分けになる。
逆に,その塗り分けの最後に黒を加えれば,除くべき並びが一つ定まる。
したがって,除く並びは通りであり,繰り返し代入し,を使うと最後と最初の色が同じ場合を引く方法は,扇形の数を一つ減らした円盤との対応を示すと説明しやすい。
総評
最初の扇形の色は固定され、位置も区別される。最後と最初の隣接条件を忘れない。