方針
まず2つの対称平面を方程式で表す。 軸を含む平面は , 軸を含む平面は である。反射はそれぞれ 平面, 平面内の直線対称に帰着する。座標を得た後,体積は の作る平行六面体の体積を6で割って求める。
解答
(1) 軸を含む対称面は 、 軸を含む対称面は である。平面内の直線対称を計算すると(2) とおく。底面を に選ぶとしたがって底面積は平面 の方程式はである。点 からこの平面までの距離はよって(1)、(2)より
別解
解法2
方針
反射点を求めた後、底面を に選ぶ。対称性から の中点への線分が高さになり、平面 の方程式から原点までの距離も出るため、底面積と高さだけで体積を求められる。
解答
(1) 対称移動の計算から、
軸を含み点 を通る平面は である。 平面内で点 を直線 に関して対称移動するとを得る。同様にである。
(2) 以下、 とおく。 の中点を とすると直線 の方向は であり、 と垂直である。したがってであり、底面 の面積は平面 の方程式は、3点を代入して確かめればである。よって原点 からこの平面までの距離は(1)、(2)より、四面体の体積は
総評
難易度は6,計算量は5程度である。想定時間は18分から26分程度。空間の対称移動に見えるが,実際には 平面または 平面の直線対称に落とせる。平面方程式を , と見つけるところが第一の得点点である。体積計算では座標をそのまま展開するより,, を使うと式が大幅に短くなる。文科では(1)の座標も問われるので,反射の根拠を省かないことが重要である。