方針
(1) は二本の平面内ベクトルとの内積を0とおく。(2)は法線ベクトルを回転軸方向の成分と垂直成分に分ける。軸方向成分は一定で、垂直成分の内積は振幅の範囲をすべて動く。
解答
(1) とおく。直交条件より なので長さが1であることから となり(2) 直線 の方向の単位ベクトルをとする。、 方向の単位ベクトルを とおくとしたがって軸方向成分どうしの内積は常に である。
軸に垂直な成分の長さはそれぞれ回転によって両成分の内積はをすべて動く。よってこの区間は0を含むから
別解
解法2(軸に合わせた直交座標)
方針
回転軸方向 、水平な直交方向 、鉛直方向 を単位ベクトルとして取る。法線の 成分を三角関数で回転させ、 成分を中心値と正弦波の振幅に分ける。
解答
(1) 二本の内積条件を解けばである。
(2) 次の互いに直交する単位ベクトルを取る。 は回転軸方向である。正の方の の成分は回転後も 成分は一定で、 成分はの形で変化する。 方向の単位ベクトルはだから後二項の振幅はしたがって の範囲は解法1と同じでありを得る。符号を反対にした法線も絶対値の範囲を変えない。
総評
難易度7、計算量6。目安時間は24分である。(1)は外積や行列式を使わず二本の内積条件で十分である。(2)では平面の回転に伴って法線も同じ軸のまわりを回ること、軸方向成分は不変であることを明記する。振幅には法線側だけでなく 方向を軸へ射影した長さも掛かる。