方針
偶数になるかだけを問うので,数列そのものではなく2で割った余りを追えばよい。漸化式では も も2で割ると に等しいため,余りは で進む。初期値から の周期を確認し,周期が戻る理由を組で示して,偶数となる番号を決定する。
解答
を を2で割った余りとする。漸化式を2で割ると である。また であるから となる。さらに で, となり,初めの組 に戻る。
したがって余りは と周期3で繰り返す。よって が偶数となるのは,余りが0になる のときである。すなわち求める は3の倍数である。
別解
解法2
方針
余りを順に並べる代わりに、漸化式をもう1段進めて
を直接示す。これで周期3がすべての
に対して成り立つことが一度に分かる。
解答
与えられた漸化式を2で考えるとである。したがってとなる。よって偶奇は3項ごとに必ず同じになる。
初めの3項についてはである。ゆえにであり、求める は3の倍数である。
総評
難度4、計算量3、目安6〜9分。一般項を求める必要はなく、2で割った余りだけを追えばよい。解法1は隣接2項の組が戻ること、解法2は を直接示した。周期を数項観察するだけで終えず、以後も必ず繰り返す根拠を書くことが満点答案の要点である。