方針
の接点を , の接点を として,共通接線の傾きと切片を一致させる。 とおくと,解の個数は の解の個数になるので, と に分けて増減を調べる。
解答
上の における接線はである。また, 上の における接線はである。両者が一致する条件はである。 とおくと であり,条件はすなわちとなる。
とおく。 ではであり, で , で である。したがって負の解は常に1個ある。
次に では であるから, で増加し, で減少する。最大値はである。また と のどちらでも である。よって正の解は, のとき2個, のとき1個, のとき0個である。
以上より,共通接線の本数はである。
別解
別解(接点1つと判別式で定数分離)
方針
上の接点だけを とおき,その接線と放物線 の交点方程式が重解をもつ条件を使う。これにより と定数分離し, の増減から本数を数える。
解答
上の における接線はである。この直線と の交点はをみたす。両者が接するための必要十分条件は,この二次方程式の判別式が となることである。よってすなわち1つの から接線は一意に定まるため,共通接線の本数は (1) の正の解の個数に等しい。
微分するとまたであり,端での様子はである。後者は問題文で与えられた極限から従う。以上より はと変化する。
したがって,水平線 との交点数は,である。ゆえに共通接線の本数も同じくとなる。
総評
難度7,計算量6。想定時間は25分程度。接点を2つ置いて傾きと切片を一致させ,未知数を にまとめる発想が山場である。 に常に1解あることを忘れやすく, の最大値 と の比較で本数を分類する必要がある。