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横浜国立大学 2020年度
文系数学 第1問

問題

空間内に4点 があり、

および

を満たしている。ただし、 の内積を表す。

三角形 の重心を とする。線分 上に点 があり、

を満たしている。次の2量をそれぞれ の式で表せ。

出典:横浜国立大学 2020年度 前期 文系 第1問

方針

解法1(重心ベクトルと直交条件を使う)

3本の位置ベクトルを とし、重心ベクトルを とする。 が線分 上にあることを と表し、 の二次方程式にする。

解法2(直角二等辺三角形を先に使う)

対称性から を示す。 なので三角形 は直角二等辺三角形となり、 から を直ちに求められる。その値を の距離式に戻して比を決める。

解答

解法1(重心ベクトルと直交条件を使う)

次のようにおく。

重心の位置ベクトルは

与えられた内積から

である。また

は線分 上にあるので

とおける。直角条件は

であるから

したがって

よって

を満たすのは負号の方だけなので

次に

直交条件の式と比べると、後ろ2項の和は である。したがって

長さは正だから

以上より

解法2(直角二等辺三角形を先に使う)

解法1と同じ記号

を用いる。ここで

だから

したがって である。さらに なので、三角形 は直角二等辺三角形である。

一方

ピタゴラスの定理より

だから

横浜国立大学 2020年度 第1問の図1

位置関係の模式図

あとは

および

を使うと

から

よって