方針
接線の傾きがであることから,2本の平行条件を式にする。差をとるとが出るので,と置いて整理する。直交条件でを決め,面積は原点を含む三角形の座標公式で求める。最後は得られた1変数関数を微分して極大点を判定する。
解答
(1)
である。条件(i),(ii)よりである。両式を引くととなり,よりである。()とおくと,どちらか一方の式からを得る。したがって条件はであり,である。
(2)
直交条件はである。,を用いるとよりである。よってである。
(3)
が一直線上にある条件はである。ここでであり,だからが一直線条件である。一方,(2)のもとではである。したがって除くべき値はであり,である。
(4)
三角形の面積よりである。したがってである。
(5) とおく。微分するとである。定義域ではは除かれているので,符号変化を見ると,で増加から減少に変わる。よってが極大となるのはである。
総評
【公式解答・出題意図との照合】公式解答例の ,,,,極大点に全て一致する。
難度7,計算量7。想定時間は30分程度。平行条件から対称な置き方に持ち込めるかが分岐点で,後半は面積公式と微分の計算を最後まで整理する必要がある。一直線条件で除く値を忘れやすい。
【独立検算】 を元の平行・直交条件へ戻して恒等的に成立することを確認し、 の導関数の符号も独立に再計算した。