方針
立方体の3辺を基底ベクトルとして座標化する。の成分を並べ,が同一平面上にある条件を,とおいて係数比較する。垂直条件は内積で処理し,最後に面上の条件を調べる。
解答
(1)
点は面上にあるので,方向の係数は1であり,である。また,である。
(2)
が同一平面上にあるから,実数を用いてと表せる。各ベクトルの成分はである。の係数から,の係数から,したがってである。の係数を比較するとより,である。
(3)
立方体の3辺方向は互いに垂直である。直線と直線が垂直である条件はである。ここでだから,内積はとなる。したがってである。これと(2)の式を連立して,を得る。
(4)
点が面上にあるためにはが必要十分である。ではであり,である。またはこの範囲で成り立つ。さらには常に成り立ち,であるが,ならこれも満たされる。よってである。
総評
【公式解答・出題意図との照合】本問は文系第2問・理系第3問の共通問題である。公式解答例の と に全て一致する。
難度6,計算量6。想定時間は20分程度。立方体を3つの基本ベクトルで座標化すれば標準的に処理できる。採点上は同一平面条件の係数比較,垂直条件の内積,面上にあるための範囲条件を順に落とさないことが重要である。
【独立検算】複数の有理数 で、 の共面条件を行列式、垂直条件を内積で独立に検算し、 が面上条件の境界になることを確認した。