方針
曲線はをパラメータ表示として扱う。法線を求めた後,をに置き換え,固定したに対して法線が取り得るの最大値を求める。面積は内の縦切り積分で計算する。
解答
(1)
と見ると,接線の方向ベクトルはである。したがって法線の方程式はである。これはのときもを与える。
(2)
としてとおく。法線の方程式はとなる。固定したに対して右辺をの関数と見ると,では最大値は0であり,では最大値はである。領域はであるから,共通部分はおよびで表される領域である。これを図示すればよい。
共通部分を青く示すと次のようになる。太い青線が法線族の通過領域 の上端である。
(3)
(2)より面積はである。したがってである。
総評
【公式解答・出題意図との照合】公式解答例の法線 、共通領域の境界、面積 と全て一致する。
難度7,計算量7。想定時間は30分程度。法線族の通過領域を固定したxで縦に見る発想が必要である。領域Eの上端を最大値問題として求め,Dとの共通部分を分けて積分するところが計算上の山場である。
【独立検算】固定した ごとに法線族を細かく走査し、上端が で 、 で となることを数値検算した。