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横浜国立大学 2025年度 前期理系数学 第5問

xy平面上の曲線C:x=y2を考える。実数tに対して,曲線C上の点(t2,t)におけるCの法線をlとする。次の問いに答えよ。

(1) 法線lの方程式を求めよ。

(2) 曲線Cと直線x=1で囲まれる領域をDとする。また,実数tt0をみたしながら動くとき,法線lが通過する領域をEとする。DEの共通部分を求め,図示せよ。

(3) (2)で求めたDEの共通部分の面積を求めよ。

難易度7/ 10計算量7/ 10目安30

微分積分図形と方程式 接線・法線軌跡面積計算

方針

曲線x=y2(x,y)=(t2,t)をパラメータ表示として扱う。法線を求めた後,t0a=t0に置き換え,固定したxに対して法線が取り得るyの最大値を求める。面積はD内の縦切り積分で計算する。

解答

(1)
(x,y)=(t2,t)と見ると,接線の方向ベクトルは(2t,1)である。したがって法線の方程式はyt=2t(xt2)である。これはt=0のときもy=0を与える。

(2)
t0としてa=t0とおく。法線の方程式はy=2a(x12)2a3となる。固定したxに対して右辺をa0の関数と見ると,0x1/2では最大値は0であり,1/2x1では最大値は433(x12)3/2である。領域D0x1,xyxであるから,共通部分は0x12,xy0および12x1,xy433(x12)3/2で表される領域である。これを図示すればよい。

共通部分を青く示すと次のようになる。太い青線が法線族の通過領域 E の上端である。

(3)
(2)より面積は01/2xdx+1/21{x+433(x12)3/2}dxである。したがって01xdx+43325(12)5/2=23+2156である。

総評

【公式解答・出題意図との照合】公式解答例の法線 y=2tx+2t3+t、共通領域の境界、面積 2/3+6/45 と全て一致する。

難度7,計算量7。想定時間は30分程度。法線族の通過領域を固定したxで縦に見る発想が必要である。領域Eの上端を最大値問題として求め,Dとの共通部分を分けて積分するところが計算上の山場である。

【独立検算】固定した x ごとに法線族を細かく走査し、上端が x1/20x1/24(x1/2)3/2/(33) となることを数値検算した。

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出典: 横浜国立大学 2025年度 一般選抜(前期日程)数学(理系)(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。