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横浜国立大学 2025年度
理系数学 第4問

問題

次の問いに答えよ。

(1) 実数に対して,が成り立つことを示せ。

(2) 数列

によって定める。

(i) に対して,

が成り立つことを示せ。

(ii) に対して,が成り立つことを示せ。

出典:横浜国立大学 2025年度 前期 理系 第4問

方針

(1)は の最小値で示す。(2)(i)では比を有理式に直し、分子の差を直接展開して の間に挟む。指数関数の不等式で上側を指数へつなぎ、(ii)では比を順に掛けて望遠和を用いる。

解答

(1)

とおく。 であるから、 で減少し、 で増加する。よって最小値は での である。したがって

が全ての実数 で成り立つ。等号は のときに限る。

(2)

(i)

まず

である。分母は正であり、

だから

である。

次に、

を示す。正の数 を掛けると、この不等式は

となる。左辺は であり、右辺よりちょうど 小さいので成り立つ。

(1)を正の数 に用いると であるから、

を得る。

(ii)

(i)の左側の不等式から数列 は狭義単調増加である。 より

である。

上側は では明らかである。 とし、(i)の右側の不等式を について順に掛けると、

ここで

だから、

以上より

である。