方針
平面の法線ベクトルに沿って と原点を射影し、垂線の足 と交円の中心 を求める。 と平面内の最短距離 は直交するので、最後に三平方の定理で合成する。
解答
(1)
平面 の法線ベクトルをとすると を平面の左辺へ代入した値はしたがって から法線方向へ だけ戻れば平面に着く。よって(2)
球の中心 から平面までの距離は球の半径は2だから、交円 の半径は交円の中心 は から平面への垂線の足であり、よって である。平面内で から半径1の円 までの最短距離は なので、最短点を とすると
別解
解法2:内積の最大化へ直す
方針
(1) は と置いて を決める。(2) は交円上の点を と表し、 のもとで を最大化する。
解答
(1) とおく。 を平面の式へ代入するとだから である。したがって(2)
交円の中心と半径はである。したがって はと表せる。
のうち平面 に垂直な方向の成分はその長さは である。 なのでであり、等号は で実現する。
またよって等号が実現するので
総評
難度5、計算量4。球の平面切断と空間距離を扱う問題で、想定時間は27分程度。最後に としてはいけず、平面外の成分 を残したまま平面内の距離だけを縮めることが重要である。直交分解と内積最大化を相互照合した。