方針
Aが先に 勝して終了する場合、最後の試合は必ずAの勝ちである。したがって最後の直前までにAが 勝、Bが 勝 している勝敗列を数える。(3)では を代入して を因数分解し、 から符号を判定する。
解答
(1)
AがBより先に2勝して終了するには、最後の試合はAが勝つ。最後の直前までにAは1勝しており、Bの勝ち数は0勝または1勝である。
Bが0勝の場合は勝敗列が だけなので確率は である。Bが1勝の場合は、最後のAの前に が1回ずつ並ぶので 通りあり、確率の合計は である。したがって である。
(2)
Aが先に3勝して終了するには、最後の試合はAが勝ち、その直前までにAは2勝している。直前までのBの勝ち数を とすると、 である。
Bが 勝しているとき、最後の前には合計 試合があり、その中にAの勝ちが2回、Bの勝ちが 回ある。並べ方は 通りである。よって である。したがって である。
(3) より である。(1),(2)から である。ここで を代入して整理すると である。
条件 のもとでは 、、 であるから である。したがって が示された。
総評
難度5、目安18分。最後をAの勝ちに固定し、直前の勝敗列を数える。係数は並べ方から説明し、(3)は差を作って を代入して正の因子へ分解する。