方針
文系第1問と同じ射影の構造で、 を と表して垂直条件を立てる。理系では(1)が座標を求める設問なので、求めた を必ず座標に戻す。
解答
(1) である。点 は平面 上にあるから とおく。このとき である。 は平面 に垂直なので、 は と の両方に垂直である。したがってである。ここで なので、内積を計算して を得る。これを解くと である。
よってとなる。したがってである。
(2)
点 が三角形 の周または内部にある条件は である。(1)の を代入するとである。これらはそれぞれ を与える。したがって である。
別解
解法2(平面方程式から射影する)
方針
平面の法線ベクトルを内積の連立条件で求め、点 から法線方向へ動かして垂線の足 を直接計算する。(2)では を の係数表示に戻す。
解答
(1)
法線ベクトルを とおくとだから、 と取れる。平面 はである。 とおいて代入するとしたがって である。よって(2) と表すと、第3成分と第2成分から三角形内の条件を用いればしたがってである。
総評
難度6、目安時間16分。射影を内積条件で求める方法が最も三角形内条件へつながりやすい。理系の(1)では係数 だけで止めず、 の座標まで戻す必要がある。別解の法線ベクトル法は計算が短い一方、(2)では結局 を の係数に戻す必要があるため、主解の流れの方が採点答案としてはまとまりやすい。符号ミスが起こりやすいので、最後に で になることを確認するとよい。