(1) は角の二等分線定理から AP:PB=3:5 とし,内分点公式で OP を出す。長さは余弦定理で OA⋅OB を求めてから計算する。(2) は頂点 B の外角二等分線の方向を,BA 方向の単位ベクトルと BO 方向の単位ベクトルの差として作る。Q が直線 OP とその外角二等分線上にあることを係数比較して OQ を決める。
解答
(1)P は ∠AOB の二等分線と直線 AB の交点である。角の二等分線定理より AP:PB=OA:OB=3:5 である。したがって内分点公式からOP=85OA+3OBである。
まず内角二等分線定理で P を求める。次に三角形 OBP の頂点 B に外角二等分線定理を用い,直線 OP 上の比から Q を決める。
解答
(1) 角の二等分線定理よりAP:PB=OA:OB=3:5.したがってOP=85OA+3OB.また余弦定理からOA⋅OB=232+52−72=−215.よって∣OP∣2=6425⋅9+30(−15/2)+9⋅25=64225,すなわち∣OP∣=815.(2) 上の比からPB=85AB=835.点 P は辺 BA 上にあるので,問題の直線 BQ は三角形 OBP の頂点 B における外角の二等分線でもある。外角二等分線定理よりOQ:QP=BO:BP=5:835=8:7.ここで BO=BP だから Q は直線 OP 上で P の外側にあり,OQ−QP=OP である。したがってOQ=8OP=15.向きも同じなのでOQ=8OP=5OA+3OB,∣OQ∣=15.
総評
角の二等分線定理とベクトルの係数比較を組み合わせる図形問題。目安時間は16分。(1) は内分点公式だけでなく,∣OP∣ の計算に必要な内積を余弦定理で出すところまで整理する。(2) の山場は外角二等分線の方向で,内角の方向と符号が逆になるため,単位ベクトルの差として作ると安全である。Q が直線 OP 上と外角二等分線上の両方にあることを2通りに表し,係数比較で交点を決める。 単位ベクトル法と外角二等分線定理でOQ=15まで一致した。 単位ベクトル法と外角二等分線定理でOQ=15まで一致した。 単位ベクトル法と外角二等分線定理でOQ=15まで一致した。