過去問データベース 過去問を探す

北海道大学 2024年度
文系数学 数学α 第2問

問題

次の条件によって定められる数列について考える。

(1) とおくとき,の式で表せ。

(2) 数列の一般項を求めよ。

出典:北海道大学 2024年度 前期日程 第2次学力試験 文系 数学α 第2問

方針

標準解法(指数因子を除いて階差数列に帰着)

漸化式に現れる を除くため,誘導どおり とおく。すると となる。部分分数 の消去和で を求め,最後に へ戻す。

別解(一般項を予想して数学的帰納法で証明)

小さい項または標準解法から を予想し,初項と漸化式を用いて帰納的に証明する。公式採点講評が注意する『予想だけで終えない』ことを明確にする。

解答

標準解法(指数因子を除いて階差数列に帰着)

(1)

定義より である。漸化式 を両辺 で割ると,

したがって である。

(2)

まず である。(1)より だから, について足し合わせると である。よって となる。

ここで であるから,

である。したがって である。

だから,求める一般項は である。

別解(一般項を予想して数学的帰納法で証明)

(1)

定義式を で割れば

である。

(2)

と予想する。 では で成り立つ。ある正整数 と仮定すると

よって でも成り立つ。数学的帰納法により

である。