方針
であり,さいころで の因数をもつ目は だけである。したがって がちょうど一度出て,残りの目の積が になる場合を数える。はじめて条件は,全体から直前にすでに になって最後に が出る場合を除く。
解答
(問1)
積が となるには, がちょうど 回出て,残り 回の積が になればよい。残り 回はの 通りであり, の位置は 通りである。したがってである。
(問2)
とする。 の出る位置を 通りに選び,残り 回の積が となる出方を数える。長さ の出方で積が となるものは通りである。ここで とすれば,積が となる出方は通りである。よってである。
(問3)
(問2)の出方の数をとおく。 回目にはじめて積が となる出方は,積が となる長さ の出方から, 回目までに積が で最後に が出るものを除いたものである。よってその数はである。したがって求める確率はである。
別解
解法2(素因数母関数と最終投)
方針
の指数をそれぞれ で記録し、 の 係数を求める。初到達確率は最後の目を に分け、直前までの積を母関数と同じ考えで数える。
解答
(問1)(問2)
各出目 をに対応させる。積が となる出方の数はである。 はちょうど1回選ばれ、その位置は 通りである。残り 箇所から を作る係数はだから特に である。
(問3)
とおく。最後の目が のとき、最初の 回の積はそれぞれ である。その出方の数は順にである。合計はとなる。したがって求める確率はである。
総評
難度5,計算量5。想定時間は15分程度。 がちょうど一度だけ出ることを先に固定できるかが分岐点である。残りを積 の問題に帰着し,はじめて条件で最後の を除外する整理が採点上の中心になる。位置づけは差がつく標準問題であり,方針を早く固めて計算ミスなく完答したい。