方針
条件から の成分を順に決定し,点 の座標を得る。円は一般形 に3点を代入して求める。面積比は座標の行列式計算で求める。
解答
(問1)
であるからである。 とおくと,, よりかつ であるから である。よって でありである。同様に とおくと,, よりかつ であるから である。したがってである。
(問2)
求める円をとおく。 を代入するとである。これを解くとである。したがって円の方程式はである。
(問3)
(問2)の円の中心はである。, よりである。また よりである。したがって面積の比はである。
別解
解法2(垂直二等分線と高さの比)
方針
座標を復元した後、円の中心を の垂直二等分線の交点として求める。面積比は底辺 を共通にし、点 から直線 までの距離の比に置き換える。
解答
(問1)
条件からである。したがってを得る。
(問2)
線分 の中点は 、傾きは なので、その垂直二等分線はである。線分 の中点は 、傾きは なので、その垂直二等分線はである。両直線の交点は であり、 だから円はすなわちである。
(問3)
直線 の方程式はである。三角形 と は底辺 を共有するので、面積比は から直線 までの距離の比に等しい。よって
総評
難度4,計算量5。想定時間は14分程度。ベクトル条件から座標を復元する前半は確実に取りたい。円の一般形への代入で符号ミスが出やすく,最後の面積比は図に頼らず成分で計算すると安定する。位置づけは必答の得点源であり,途中計算を丁寧に残して確実に取り切りたい。