方針
全事象は通り。前二問は剰余または偶奇で直接数える。(問3)は式をと因数分解し、で割り切れる条件とで割り切れる条件を組み合わせて数える。
解答
(問1)
からまでの目は、で割った余りがそれぞれ個ずつある。がの倍数となる組は通りであるから、求める確率はである。
(問2)
偶数の平方はの倍数、奇数の平方はで割ると余る。したがってがの倍数となるのは、がともに偶数のときだけである。よって確率はである。
(問3)である。で割り切れるためには、の偶奇が同じであることが必要十分である。またで割り切れるためには、がの倍数であるか、がともにの倍数であればよい。
奇数同士では条件を満たす組はの通りである。偶数同士ではの通りである。したがって有利な組は通りで、求める確率はである。
別解
解法2(全36組の剰余表で監査)
方針
各目をでの剰余と偶奇の組として分類する。(問3)は式を因数分解したうえで、6×6の全組を条件に照らして残し、理論的分類と完全列挙の両方で数え漏れを防ぐ。
解答
(問1)
にはで割った余りが各2個ある。和が0となる剰余の組はなので、有利な組は通りである。よって確率は(問2)
平方を4で割った余りは、元の数が偶数なら0、奇数なら1である。和が0となるのは両方が偶数の場合だけなので(問3)全36組を偶奇とでの剰余により検査すると、条件を満たす組はの6組である。確認の理由は次の通りである。で割り切れるにはが同じ偶奇であることが必要十分である。またで割り切れるには、またはであればよい。この2条件を同時に満たす組が上の6組である。したがって確率は
総評
難度4、計算量4、想定15分。剰余と偶奇を独立に整理して最後に共通部分を取る。解法1は因数分解後の必要十分条件で数え、解法2は全36組を剰余表として監査した。(問3)の有利な6組を完全列挙し、3つの確率が両解法で一致する。