楕円上の点を P=(acost,bsint) とおく。接線の法線方向が OQ の方向であることを使い、内積から cosθ を表す。分子は楕円の式により1となる。分母の平方を 1+cos2tsin2t(a/b−b/a)2 に整理し、cos2tsin2t≦1/4 から最大化する。
解答
楕円の半径に当たる a,b は正とする。楕円上の点をP=(acost,bsint)とおく。P における接線はaxcost+bysint=1であり、その法線ベクトルはn=(acost,bsint)である。直線 OQ は接線に垂直なので、OQ は n と同じ向きである。またOP⋅n=cos2t+sin2t=1>0だからcosθ=a2cos2t+b2sin2ta2cos2t+b2sin2t1である。
P=(acost,bsint) とし、接線の法線方向をn=(acost,bsint)とする。直線 OQ は n の方向である。
OP と n の内積はOP⋅n=1である。一方、この2ベクトルが作る平行四辺形の面積は、成分を使ってacostbsint−bsintacost=ba−ab∣sintcost∣である。したがって、内積が正であることに注意するとtanθ=ba−ab∣sintcost∣となる。∣sintcost∣≦21だからtanθ≦2ab∣a2−b2∣であり、等号は sin2t=cos2t=1/2 のとき実現する。0≦θ<π/2 では正接が大きいほど余弦は小さいのでmincosθ=1+(2aba2−b2)21=a2+b22abである。