方針
3本の弧の中心角を置き、次段階の弧が隣り合う2弧の半分ずつからなることを使う。得た漸化式を3段ごとの一次漸化式へ変える。
解答
弧の中心角をそれぞれとすると(1)であり、また従ってすなわち(2)
(1)を一つずらしてここへを代入すると(3)
とおけば(2)よりこの漸化式の定常値はなので従って3つの弧を同時に二等分する更新
別解
解法2
方針
3つの中心角をベクトルにまとめる。更新は一定の平均行列で表せるため、
その3乗の第1行から3段ごとの漸化式を直接得る。
解答
弧 の中心角を
とする。常に中点への移動から(1)
第1式から である。またこれを へ代入して(2)
上の整数行列を とすると、直接計算により の第1行はである。したがって を に替えれば(3)
とおくと定常値は だからよって
総評
難度7、計算量5。点の位置ではなく3弧の中心角を状態変数にすると、各更新が隣接2成分の平均になる。(2)で中間項を消去し、3段ごとの定常値と初期偏差を明示した。 2解法の結論を照合し、条件の必要十分性、端点、符号、定義域、等号成立条件を再確認した。図は論証を補助するものに限定し、縮尺に依存しない式による説明も併記している。