方針
各を頂点での値で割って、和が1となる重心座標を作る。3頂点を通る円の方程式を、辺長の二乗を係数とするの式で表し、の係数を1に規格化する。
解答
はを通らない直線を表すのでである。そこでとおく。は一次式で、各で1となる。3点は同一直線上にないのでが平面全体で成り立つ。また点の位置ベクトルはと表される。
辺長をとする。位置ベクトルの内積を展開すると左辺はからの一次式を引いた形であり、という円の方程式である。またを代入すると左辺は0になるから、この円はを通る。従ってその円はで表される。
を代入し、全体を倍すると従ってと選べばよい。
別解
解法2
方針
平行移動・回転後に と置き、3辺の一次式を具体化する。二次式の 項を0、 の係数を等しくする連立方程式から実数 を構成する。
解答
平行移動と回転によりと置く。ただし である。各辺を表す一次式を、定数倍を除いてと取れる。の二次部分を展開する。 の係数を0にする条件は の係数を等しくする条件はこれを解くとこの選択では二次部分が となり、その係数は0でない。従って方程式は円を表す。
また では 、 では 、 では だから、この円は3頂点を通る。
実際の は ()と書ける。上の方程式全体を定数倍して の係数を1に規格化すれば、対応する実数 が得られる。
総評
難度8、計算量6。一次式を正規化して重心座標を作ると、求める二次式が外接円の方程式になる。正規化に使う各値と辺長が0でないため係数の規格化が可能であることも確認し、実数係数の具体的な選び方まで与えた。