方針
p=u⋅v、q=∣v∣2 とおき、二つの長さの条件を平方して連立一次方程式にする。最後に、二辺の内積から三角形の面積を求める。
解答
p=u⋅v、q=∣v∣2 とおく。∣u∣2=1 だから∣u+3v∣2=1+6p+9q=1,∣2u+v∣2=4+4p+q=2.従って2p+3q=0,4p+q=−2.これを解くとp=−53,q=52.△OPQ の面積を S とすれば(2S)2=∣u∣2∣v∣2−(u⋅v)2=52−259=251.面積は正なのでS=101.
別解
解法2(座標を選んで高さを求める)
方針
座標軸を回転して u=(1,0) とおく。
v=(p,h) とすれば、2つの長さの条件は
p と p2+h2 の連立式になる。
三角形の高さは ∣h∣ なので面積を直接読める。
解答
座標軸を回転しても長さと面積は変わらないのでu=(1,0),v=(p,h)とおく。また q=p2+h2=∣v∣2 とする。
条件を平方すると∣u+3v∣2=1+6p+9q=1,∣2u+v∣2=4+4p+q=2.したがって2p+3q=0,4p+q=−2.これを解くとp=−53,q=52.よってh2=q−p2=52−259=251.△OPQ の底辺 OP は1、高さは ∣h∣=1/5 だから、面積=21⋅1⋅51=101.
総評
難度4、計算量4。想定時間は12分程度。長さの条件を平方すると未知量は内積と ∣v∣2 の二つだけになる。面積公式では S2 ではなく (2S)2 になる点と、最後に正の平方根を取る点を確認する。 2つの解法は標準的な答案手順と、別の構造から検算できる経路に分けた。必要性と十分性、場合分け、端点・等号条件を明示し、積分・総和・極限と主要な分数は読みやすい表示形式に統一した。
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出典: 京都大学 2001年度 後期 数学 第1問。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。