方針
和の条件から として、 を に因数分解する。 と は整数で、しかも から である。積が素数 になる因数の組を正負両方から調べ、負の組は大小条件と矛盾することを確認する。最後に を で表し、 と から の範囲を1つに絞る。
解答
より である。これを に代入すると すなわち である。左辺は因数分解できて となる。
ここで は整数であり、 だから である。 は3以上の素数なので、整数の組 は、順序も考えると のいずれかである。ただし より、候補は に限られる。
負の候補 を仮定する。このとき であり、さらに となる。大小関係 から すなわち である。一方、 から すなわち である。ところが なので、この2つは同時に成り立たない。したがって負の候補は不適である。
よって である。したがって であり、和の条件から である。
残りの大小関係を調べる。まず より である。また より である。したがって である。 は3以上の素数なので奇数であり、この範囲にある整数 は だけである。
よってである。実際、この4つは和が0で、大小関係も満たし、 となるので条件を満たす。
は奇素数なので、長さ1の閉区間に入る整数は中央の1個だけである。
総評
難度6、計算量5。和の条件を使ってを作ることが中心である。素数だからといって正の因数組だけに決めず、負の組を大小条件で排除する。最後は幅1の区間とが奇数であることから整数を一意にする。必要性だけでなく、得た4整数を元の3条件へ戻して十分性も確認した。18分から22分が目安である。