方針
表による反射を 、裏による反射を と式にし、2回の結果4通りを調べる。2回を1組にすると、各組は現在位置から のいずれかだけ平行移動させる。 組後の座標 は最大到達位置なので、すべての組が である場合に限られる。
解答
表の操作を 、裏の操作を とする。座標 にある石はと移る。
(1)
2回の結果を、左から時間順に書くと次のようになる。元の座標 に戻るのは の2通りなので、求める確率はである。
(2)
2回を1組とすると、1組による移動量と確率はである。 回投げることは、(1)の移動を 組行うことに等しい。
1組あたりの最大移動量は だから、原点から 組後に到達できる最大座標は である。この最大値に達するには、すべての組の移動量が 、すなわち各組が でなければならない。
各組が となる確率は で、組どうしは独立である。したがって求める確率はである。
総評
難度4、目安時間12分。2つの反射を式で表し、2回を1組にすると単なる平行移動になる。文字列 は「先に 、次に 」の時間順であり、合成後は となる。座標 は 組で達しうる最大値なので、0移動や 移動が1組でもあれば届かない。この最大性を一文で示すと、場合の数の漏れがない。