円の中心と接点から半径および接線の傾きを求め、放物線が P を通る条件と傾きが一致する条件から α,β を決定する。面積では 0≦x≦3 における円の下側の枝と放物線の差を積分する。円弧部分の積分は逆三角関数を使わず、半径 23、中心角 π/6 の扇形と直角三角形の面積に分ける。
解答
(1)
円の中心を O=(0,3) とする。円は P=(3,0) を通るからOP2=(3)2+(−3)2=12.よって円 C の方程式はx2+(y−3)2=12.(1)半径 OP の傾きは −3 なので、P における円の接線の傾きは31.一方、放物線の導関数はy′=−32x+α.接線の傾きが P で一致することから−323+α=31,したがってα=3.また P が放物線上にあるので0=−1+3−β,ゆえにβ=2.(2)
円の下側の枝と放物線は、それぞれyCyP=3−12−x2,=−3x2+3x−2である。0≦x≦3 では yP≦0<3 であり、x2+(yP−3)2−12=9(x−3)2(x2−43x+39)≧0.第2因子はこの区間で正だから、放物線は P 以外では円の外側かつ下側にある。したがって yC≧yP である。
求める面積を S とするとS=∫03(yC−yP)dx=∫03(5+3x2−3x)dx−∫0312−x2dx.(2)多項式部分は∫03(5+3x2−3x)dx=53+33−233=6233.(3)次に、原点中心・半径 23 の円x2+y2=12を考える。x=3 のとき y=3 であり、半径と x 軸のなす角は π/3 である。したがって積分で表される部分は、底辺 3、高さ3の直角三角形と、中心角 π/6 の扇形の和である。よって∫0312−x2dx=21⋅3⋅321(23)2⋅6π=233+π.(4)(2)、(3)、(4)からS=6233−(233+π)=373−π.色を付けた部分が、円 C、放物線、y 軸で囲まれる領域である。