方針
一次関数の反復なので,まず固定点 を見つけ, の形に直して等比数列として解く。点 は と書けるので,極限は の極限からすぐに出る。線分長は の二成分を で表すと等比的に並ぶため,無限等比級数として和を求める。
解答
(1)
固定点を求めると より である。したがって漸化式を固定点からの差で書くと となる。 なので よってしたがって である。
(2)
点 は と書ける。(1) より なので したがって動点 は に近づく。
(3)
まずまた である。したがってよってしたがって である。
別解
解法2
方針
固定点からの差が公比 の等比数列になることを使う。点列の隣接差ベクトル自体も毎回 倍になるので、折れ線の全長は最初の1辺と等比級数だけで求める。
解答
(1)
固定点2からの差を とおくと従って(2)
だから である。
(3)
隣接差ベクトルをとする。 も次の段階で 倍になるためよって である。最初の3項はなので従って
総評
一次関数の反復を固定点からの差で処理する標準問題で,所要時間は12分程度。 を直接追うより, を等比数列にするのが最短である。(3) は点 の第二成分が であることを使い,隣り合う二つの差が比 になることを見抜くと計算が短い。線分長では絶対値を取り,最後に公比 の無限等比級数に直すところまで丁寧に書きたい。 主解法と第2解法を別々に再計算し、条件範囲、端点、等号成立条件まで照合した。