方針
底面ABCが一辺3の正三角形であることを確認し、その重心の真上に正四面体の第4頂点Dを置く。(2)は内分公式でE、Fを求め、 と の内積から三角形の面積を出す。(3)は外積に相当する成分計算で平面OEFの方程式を作り、各辺の両端における左辺の符号から新しい交点がBC上だけにあると絞って、その内分パラメータを求める。
解答
(1)
与えられた3点について であるから、 は一辺3の正三角形である。その重心を とすると である。
正四面体では、点 は底面の重心 を通り底面に垂直な直線上にある。正三角形の外接円半径は であり、正四面体の辺長は3だから、高さ は を満たす。 の 座標は正なので である。
(2) は を に内分するのでである。また は を に内分するので である。 は原点なので、 の面積は内積を使って求められる。まず であり、さらにである。したがってである。
(3) 、 である。平面 は原点を通るので、
その方程式を とおく。 の座標を代入して係数を求めるとを得る。
式(1)の左辺を とする。各頂点ではである。したがって辺 、 には新しい交点がなく、既知の
、、 以外の交点は辺 上にある。
辺 上の点をとおく。これを(1)へ代入するとすなわちよって であり、である。
総評
難度6、目安26分。(1)の正四面体の高さ、(2)の内分点と面積、(3)の平面と辺の交点が均等な得点源である。底面重心の座標を平均で出し、外接円半径 から高さ を求める。内分公式の係数を逆にすること、面積公式の最後の1/2を落とすことが典型ミスである。(3)は平面方程式を作った後、ACとBDに交点がないことを端点の符号で確認してからBCを解くと、交点の数まで含めた完全な答案になる。