方針
とから、平行四辺形の面積ベクトルに相当する成分式を計算する。得られるベクトルがと因数分解できるため、(1)の非共線性と(2)の面積が同じ計算で処理できる。面積の2乗をの関数に直して最大化する。
解答
(1) である。2本のベクトルから作る平行四辺形の面積ベクトルの成分はとなる。ならこれは零ベクトルでないので、とは平行でない。したがっては一直線上にない。
(2)
ではである。三角形の面積をとすると、上の面積ベクトルの大きさの半分だからなのでを最大にすることとを最大にすることは同値である。と置くとでとすればである。よってはこの区間で単調減少し、最大は、すなわちのときである。このときなので、面積の最大値はである。
別解
解法2(直線PQまでの距離)
方針
直線がと表されることを使う。(1)はがこの形なら第2成分からが必要である。(2)はとの距離の2乗をについて平方完成して高さを求め、底辺と組み合わせる。
解答
(1)
直線上の点はと表せる。もしがこの直線上にあれば、第2成分からが必要である。したがってのときは直線上になく、3点は一直線上にない。
(2)
から直線上の点までの距離の2乗はここでだから、直線までの距離はを満たす。またなのでと置けば、解法1と同様にはで単調減少する。よってのとき最大となりである。
総評
面積公式を成分で使うと、非共線性を示す因子と面積を決める因子が同時に現れる。絶対値を落とせるのは(2)でが与えられているからであり、一般のではと書く必要がある。またの範囲はで、は含まれるため最大値は実際に達成される。を元の点へ戻すとであり、成分式から面積ベクトルの大きさは、三角形の面積はとなって最終値を検算できる。