九州大学 2026年度
文系数学 第1問
- 試験区分
- 前期日程 第2次学力試験
- 対象
- 文系
- 分野
- 微分、積分、図形と方程式
- 解法
- 増減表、面積計算、絶対値の処理
- 難易度
- 4 / 10 計算量 5 / 10 目安 15分
問題
以下の問いに答えよ。
(1) 関数f(x)=2x3+3x2−36x+1が極値をとるときのxの値を求めよ。また,そのときの極値を求めよ。
(2) 座標平面上の曲線C:y=∣x2−1∣と,点(−1,0)を通る傾き1の直線lを考える。Cとlで囲まれる領域の面積を求めよ。
出典:九州大学 2026年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第1問
方針
(1) は導関数を因数分解し,符号表で極大・極小を判定する。値の代入まで行い,極値をとる x と極値を対応させる。(2) は直線を y=x+1 とし,∣x2−1∣ を −1≦x≦1 とそれ以外で分ける。交点は x=−1,0,2 で,[−1,0],[0,1],[1,2] では上下が変わるので,それぞれの上下差を正にして積分する。
解答
(1)
f′(x)=6x2+6x−36=6(x+3)(x−2).
したがって f′(x) の符号は,x<−3 で正,−3<x<2 で負,x>2 で正である。よって x=−3 で極大,x=2 で極小となる。さらに
f(−3)=82,f(2)=−43
だから,極大値は82,極小値は −43 である。
(2)
直線は l:y=x+1 であり,曲線は
∣x2−1∣={1−x2x2−1(−1≦x≦1),(x≦−1 または x≧1)
と表される。交点の x 座標は
1−x2=x+1⟹x=−1,0,x2−1=x+1⟹x=−1,2
である。各区間で上下を確認すると,求める面積は
S=∫−10(−x2−x)dx+∫01(x+x2)dx+∫12(−x2+x+2)dx=61+65+67=613.