方針
直線 との差を と置く。点 では なので は重根、点 では なので は残る1根である。 の係数が0であることから を出し、点 での傾き を使って を決める。
解答
(1) とおく。
点 では曲線と直線 が接するからしたがって は の重根である。
また、点 における接線が点 で と直交するので、 自身も 上にある。よって 。 は相異なるからと書ける。左辺には の項がないのでしたがって(2)
の傾きは だから、それに直交する接線の傾きは 。よって(1)よりであり、 を代入するとしたがって一方 と係数を比較すればゆえに
別解
解法2:接点条件を連立して消去する
方針
点 がともに 上にある条件と、2本の接線の傾き条件をそのまま4本の式にする。2つの点条件の差を で割り、点 の傾き条件を代入すると因数分解で が出る。その後は2つの傾き条件の差から を求める。
解答
(1)
はともに直線 上にあるからまた、点 における傾きは なので(1)から(2)を引くと は相異なるから 。また (3) より である。したがって なので(2)
点 における接線の傾きは だから(4)から (3) を引いて を代入するとよって 。さらに (3) から(1)へ を代入するとしたがってである。
総評
難度は10段階で6、計算量は10段階で5程度。試験場では20〜25分が目安である。点 の接線が「点 において」直線 と直交するため、 もその直線上にある。この読み取りが の根拠になる。重根を使う解法は短く、連立消去は条件の意味を一つずつ確認しやすい。最後は の正負に対応して が2通りあることを落とさない。