方針
、 とおき、 を使う。
頂点 は底辺の中点から、原点と反対側を向く単位法線方向へ
高さ だけ進んだ点である。和 と差
で消去し、端点の包含まで決める。
解答
高さであるから である。とおく。半直線上にあるので だが、 または
では原点が直線 上にあり、「反対側」が定まらない。
よって よりしたがって底辺の中点はである。原点と反対側を向く の単位法線ベクトルはなので、 は、 とおくと、(1) はとなる。また より のとき、(2) から を消去すると(3) より実際に描く部分は左端の2点は または が原点に来る極限なので含まれず、
右端 は に対応して含まれる。
のときは
別解
解法2:三角関数で底辺の配置を媒介表示する
方針
と を利用して
、 とおく。
中点と法線から を で媒介表示し、和差の恒等式で
楕円を得る。媒介変数の開区間から端点条件も読み取る。
解答
とおくと、 から である。また原点が
直線 上にないため である。したがってと表せる。
底辺の中点から原点と反対側へ高さ だけ進むと のとき、(1) をそれぞれ 、 で割り、
二乗して加えるとさらにで、等号 は のときに成り立つ。
よって なら (1) からしたがってこれが求める図形である。
総評
底辺の両端を半直線上の座標で表し、中点と法線方向から頂点を出す軌跡問題
である。目安時間は22分。楕円の式だけでなく、原点が底辺上に来る配置を
除外して開端点を示す必要がある。 では楕円が線分へ退化するため
別に扱った。2解法は和差変数と三角関数による媒介表示で相互照合した。
行列は使用していない。