方針
はそれぞれ辺 上にあるので、, とおく。三角形 と は頂角 を共有するため、面積比は で表せる。そこから を得る。あとは余弦定理で を の式に直し、 が一定であることを使って周長 を最小化する。
解答
, とおく。, である。
まず三角形 について余弦定理を用いると、である。
(1) 三角形 と三角形 は、どちらも頂角 を含む。したがって面積比は である。条件よりこの比は だから である。
また、余弦定理より である。 とおくと なので となる。したがって であり、三角形 の周の長さは である。
(2) であるから、相加相乗平均より である。等号は のとき成立する。この値は を満たすので、実際に はそれぞれ辺上に取れる。 の範囲では は増加関数である。実際、 である。したがって は のとき最小となる。
このとき であるから、最小値は である。
したがってである。
別解
解法2
方針
積 を保ったまま , と置き、周長を一変数関数として調べる。対称性から が候補になり、微分で唯一の最小点であることを確認する。
解答
(1)
, とする。面積比からまた余弦定理より だから を用いるとよって(2)
とおくと , である。さらにしたがって は で最小となり、そのとき は で増加するので
総評
難度は5、計算量は5。目安時間は13分。面積比から 、余弦定理から を得れば一本道になる。最小値だけでなく、相加相乗平均の等号条件が辺上で実現することを確認し、, , 周長の三つを明記する。