方針
非負整数解の個数は, を固定して可能な の個数を足す。(1)は だけを直接数えればよい。(2)では となり, の上限に床関数が出る。 の偶奇で , に分けると床関数が外れ,等差数列の和として計算できる。
解答
(1) で は0以上の整数である。 の取り得る値は である。 のとき なので の5個。 のとき なので の3個。 のとき なので の2個。
したがって求める個数は である。
(2) を固定すると であり, は を満たす整数である。 の偶奇で分ける。 とおくと, であり, である。したがって の個数は である。 とおくと, であり, である。 は整数なので となり, の個数は である。
よって求める個数は
(1) の10個の格子点。大きな上限でも、 を固定して縦に数える。
総評
固定して数えるだけなら標準的だが, では床関数の扱いを曖昧にすると1ずれが起こりやすい。想定時間は10分から12分,難易度は4,計算量は4程度。(1)で小さい例を直接数えると,(2)でも「端点を含むので個数は上限プラス1」という点を意識しやすい。偶数 と奇数 のどちらも から までであることを確認してから和を作るのが安全である。