問題
から等しい確率で数を選ぶ試行を考える。この試行を繰り返すとき、第 回目で選んだ数を とおく。数列 を
によって定める。次の問いに答えよ。
(1) となる確率を求めよ。
(2) となる確率を求めよ。
(3) とし、 となる確率を求めよ。
出典:岡山大学 2020年度 前期 文系 第1問
方針
解法1(積が24になる多重集合を分類する)
と書く。 なので、選ばれる数の多重集合は または に1を補ったものに限られる。各並べ方を数えて全事象 で割る。
解法2(2の指数を先に数える)
積に因数3をもたせるには、 をちょうど1回選ぶ必要がある。残りの を2の指数 に読み替え、指数の和が3になる列を数える。
解答
解法1(積が24になる多重集合を分類する)
(1)
積が24になるには、 が でなければならない。その並べ方は
だから、求める確率は
(2)
積が24になる多重集合は
の2種類である。並べ方はそれぞれ
通りなので、求める確率は
(3)
は 個の数の積である。積が24になる多重集合は次の2種類に限られる。
それぞれの並べ方は
通りである。よって求める確率は
解法2(2の指数を先に数える)
(1)
3を置く位置は3通りである。残り2か所の2の指数は または だから、適する列は
したがって確率は
(2)
3を置く位置は4通りである。残り3か所の指数の和が3になるのは、 の並べ替え6通りと の1通りである。よって
(3)
3を置く位置は 通りである。残り か所の指数の和が3になる列は、指数2を1個、指数1を1個置く
と、指数1を3個置く
である。したがって